出版社内容情報
甘くてしょっぱくて、素朴でゴージャス。
変幻自在なパンケーキの意外に奥深い歴史。
あっと驚く作り方・食べ方から、社会や文化、芸術との関係まで、楽しいエピソード満載。
もちろん日本の「あれ」も載ってます。
レシピ集付き。
内容説明
甘くてしょっぱくて、素朴でゴージャス―変幻自在なパンケーキの意外に奥深い歴史。あっと驚く作り方・食べ方から、社会や文化、芸術との関係まで、楽しいエピソード満載。レシピ付。
目次
第1章 パンケーキの歴史
第2章 なつかしの味
第3章 祝祭のパンケーキ
第4章 ストリートフード
第5章 労働者のパンケーキ
第6章 豪華なパンケーキ
終章 おなかが鳴ったら
著者等紹介
アルバーラ,ケン[アルバーラ,ケン] [Albala,Ken]
カリフォルニアのパシフィック大学で歴史学の教授を務めるかたわら、フードライターとして活躍。学術論文から一般向け教養書まで、食物史をテーマとした著書多数。『豆の世界史Beans:A History』では2008年IACP(国際料理専門家協会)のジェーン・グリグソン賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるき
33
話題が豊富で飽きさせない。パンケーキって、お母さんの味というか、何かノスタルジーを感じさせるお菓子ですね。歴史物語なので、広く浅く各地のパンケーキと風物詩を語り尽くす。面白かった。2017/04/22
Kouro-hou
25
『ピザの歴史』で「お好み焼きは日本風ピザ!でもレシピ的にはパンケーキ」というので読んでみました。実はパンケーキには定義があり、バッター液を(固形生地ならパン)平面で焼いたもので(×ワッフル)、揚げたモノは除外。味は不問。なのでクレープとの境目は微妙。この本の1/3はその定義で費やされ、その後も境界の話はずっと続くw 何せレシピは原始に近いので条件さえ整えば自然発生的に成立し、すでに世界は制覇済み。その簡易さ故にレシピの文献が残っておらず、別レシピに「パンケーキではない」と注釈がつけられる辺りに底力がある。2016/11/21
ふろんた2.0
15
パンケーキは定義が難しい。パンはフライパンで焼くことからというのが由来。ならば家で作るお好み焼きも含まれるのではと思ったら、ピザに続いてここでも登場。お好み焼きは万能な料理だな。あ、パンケーキの話じゃなくなってしまった。2019/05/02
真朝
4
パンケーキ幅が広いのだなと思いました。何より、日本の「お好み焼き」がパンケーキに1種になるとは驚きました。 それぞれの国に、それぞれのパンケーキがあって、それが生活や家庭に染み込んでいるのだと思いました。2017/01/29
もだんたいむす
4
パンケーキをパンケーキと定義づけるものは、生地のかたさと焼き方のふたつ。奥深いパンケーキ。★★★★★2016/09/27