敗戦―満州追想

個数:

敗戦―満州追想

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年09月08日 19時38分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 217p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562049325
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

先に<がん>を告白した著者が、初めて自らの満州引揚げの体験を語り、
<敗戦>の実体と、常に政治記者の第一線で取材した戦後のこの国の経営戦略の実体を、
<富国軽武装>路線と<自主独立>路線の対比で読み解く憂国の遺書。

はじめに(1)引揚げ船出港前夜 (2)ああ、祖国 (3)ソ連の侵攻 (4)ソ連兵の狼藉 (5)敗戦後の生活苦 (6)子どもたちの商戦 (7)それぞれの記憶 (8)満州奥地の惨状 (9)記録に残された満州 (10)悲惨!満蒙開拓団 (11)シベリア抑留者の帰還 (12)終わらない「シベリア抑留者の闘い」 (13)「シベリア抑留」の理由 (14)遠ざかる祖国 (15)田中角栄の反撃 (16)変わり果てた故郷・大連 (17)満鉄経営の陽と陰 (18)満州権益をめぐる攻防 (19)満鉄事件 (20)首謀者石原莞爾 (21)日中関係にかかる霧 (22)民族協和の理想主義 (23)岸信介の作品 (24)満業設立に奔走した長州人 (25)満州への眼差し (26)薄れゆく敗戦の歴史 (27)満州ブームと継承責任 あとがき~平和論を巡って

【著者紹介】
1935年、旧満州大連生まれ。1947年、山口県防府市に引き揚げ、中学、高校を卒業。1958年、京都大学法学部を卒業。毎日新聞社に入社。政治部副部長、サンデー毎日編集長、編集委員室長、編集局次長、編集局顧問、特別顧問などを経て、2007年3月に退社。現在、政治ジャーナリスト。TBSテレビ「みのもんたの朝ズバッ!」の出演、そのほか、新聞、雑誌の執筆、講演などで活躍。

内容説明

生まれ育った大連敗戦と引揚げ、戦後日本への思い。戦後政治をウオッチし続け“がん”の告白に至る…、生涯ジャーナリストの後生に伝える備忘録!

目次

引揚げ船出港前夜
ああ、祖国
ソ連の侵攻
ソ連兵の狼藉
敗戦後の生活苦
子どもたちの「商戦」
それぞれの「記憶」
満州奥地の惨状
記録に残された「満州」
悲惨!満蒙開拓団
シベリア抑留者の帰還
終わらない「シベリア抑留者の闘い」
「シベリア抑留」の理由遠ざかる祖国
田中角栄の反撃
変わり果てた故郷・大連
満鉄経営の「陽と陰」
満州権益をめぐる攻防
満鉄事件
首謀者「石原莞爾」
日中関係にかかる霧
「民族協和」の理想主義
岸真介の「作品」
満行設立に奔走した長州人
満州への眼差し
薄れゆく敗戦の歴史
「満州ブーム」と継承責任

著者等紹介

岩見隆夫[イワミタカオ]
1935年、旧満州大連生まれ。1947年、山口県防府市に引揚げ、中学、高校を卒業。1958年、京都大学法学部を卒業後、毎日新聞社に入社。政治部副部長、サンデー毎日編集長、編集委員室長、編集局次長、編集局顧問などを経て、2007年3月に退社。現在、毎日新聞特別顧問。政治ジャーナリスト。TBSテレビの「みのもんたの朝ズバッ!」の出演、その他、新聞・雑誌の執筆、講演などで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hatagi59

1
満州や先の戦争で得られた教訓。戦争は二度としないこと。万が一戦争することになった場合は絶対に負けないこと。説得力満点の教訓だな。満州での経験が戦後の日本の官僚統制社会に活かされているという知見は新鮮だった。自主独立、岸信介、中曽根康弘、安倍晋三か。現首相の安倍さんへの新たな視点が出来たな。2013/12/11

モビエイト

1
岩見さんが満州大連で生まれ育ち、敗戦後日本に引き揚げるまでの体験談、また満州についての話。満州引き揚げで約24万人、シベリア抑留で6万人、計30万の死者が出ている事を恥ずかしながら初めて知りました。今後の教訓として、もっと歴史を勉強しないといけないと思いました。2013/09/01

エドバーグ

0
著者の実体験からほとぼしる事実に圧倒される思いです。戦争の現実をリアルに追体験できますので、特に若い方々にお勧めします。2017/06/05

takao

0
ふむ2025/03/21

jimny&roadster

0
旧ソ連抑留の人達は、今も旧ソ連への怨念が消えていない。満鉄の陽陰も非常に考えさせられるものがある。また、再読したい。2021/01/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6996857
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品