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出版社内容情報
貸本時代の表紙から絶版本の詳細まで、手塚治虫の貴重な図版資料を満載したファン必携の手塚マンガ史。自他共に認めるコレクターである著者が、その愛情を100パーセント注ぎ込んだ労作。
内容説明
『ブッダ』『ブラックジャック』『三ッ目がとおる』…傑作目白押しの70年代、多くの稀少図版とともに「神様」の足跡を辿る。
目次
筑摩書房の「少年漫画劇場」
テレビ・マンガ『海のトリトン』
『青いトリトン』のこと
『ブッダ』のこと
一九七二年頃のマンガ界
ベイリーの惨劇
変わった本、珍しい作品の紹介
「手塚賞」と「愛読者賞」のこと
旧『手塚治虫ファンクラブ』のこと
手塚治虫、復活の兆し〔ほか〕
著者等紹介
二階堂黎人[ニカイドウレイト]
1959年東京生まれ。中央大学理工学部卒。1990年、第1回鮎川哲也賞に『吸血の家』が佳作に選ばれる。92年『地獄の奇術師』でデビュー。学生時代に手塚治虫ファンクラブの初代会長を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ぐうぐう
11
手塚治虫の評伝としてよりも、あくまで二階堂少年の目線から見た手塚漫画を時系列に紹介していく『僕らが愛した手塚治虫』シリーズは、著者の当時の思い入れが遠慮なく記され、脱線も自在となり、だからこそ、ユニークな手塚治虫評伝となっている。本書は1971年から74年までを語っているが、その頃の手塚は、少年誌での人気が振るわず、時流に乗り遅れた漫画家として認識されていた。二階堂少年も、手塚ファンとして、当時の物足りなさを正直に吐露している。(つづく)2012/06/10
わとそん
0
ふつう2012/03/06