出版社内容情報
世界的に著名な科学者が福島原発事故を起こした日本への緊急提言──まず、原子力とは、原発とはなにかを知り、そこから冷静な判断をすることの必要性を説く。今の日本にもっとも必要な知識と理解をあたえてくれる一冊
内容説明
「技術は二流、人は三流」原発をもつ国の責任とは。フランスの世界的な科学者であり、元文部科学大臣でもあったクロード・アレグレが、日本政府、東電の対応を痛烈批判。原発先進国フランスの原子力政策と今後のエネルギー政策を解き、日本のあるべき姿をさし示す。
目次
第1章 ゴチャ混ぜ思考
第2章 放射能、粒子、原子核
第3章 原発
第4章 放射性物質は恐怖か
第5章 原子力の将来
第6章 エネルギー政策
著者等紹介
アレグレ,クロード[アレグレ,クロード][All`egre,Claude]
1937年、パリ生まれ。地球科学の分野で、国際的な名声を得ている科学者。現在、フランス大学研究所、パリ第7大学、パリ地球物理学研究所の名誉教授。これまでの功績に対し、1986年にはスウェーデン王立アカデミーのクラフォード賞、フランス国立科学研究センターの金メダルなどの賞が授与されている。フランスの科学アカデミー、アメリカのナショナルアカデミー、イギリスのロイヤルアカデミー、インドの科学アカデミーのメンバー
ド・モンヴァロン,ドミニク[ドモンヴァロン,ドミニク][de Montvalon,Dominique]
1947年生まれ。ジャーナリスト、作家、コラムニスト。「ル・パリジャン」全国版の編集長をつとめた後、「フランス・ソワール」政治部編集長に就任
中村栄三[ナカムラエイゾウ]
1955年、佐賀県生まれ。現在、岡山大学教授。専門は地球化学。日本の大学院博士課程を中退後、カナダのトロント大学へ留学し、1986年、Ph.D.取得。トロント大学大学院在籍中に、1年間オーストラリア国立大学地球科学研究所へ派遣される。その後、パリ大学地球物理学研究所の研究員をへて、1987年、岡山大学地球内部研究センター(現地球物質科学研究センター)に助手として着任。助教授をへて、1995年より現職
林昌宏[ハヤシマサヒロ]
1965年、愛知県生まれ。翻訳家。立命館大学経済学部経済学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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