世界香水ガイド〈2〉★1885―「匂いの帝王」が五つ星で評価する

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  • サイズ A5判/ページ数 482p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784562046003
  • NDC分類 576.72
  • Cコード C0098

出版社内容情報

大手ブランドからニッチまで、世界の香水1437点を5段階で評価した「世界香水ガイド☆1437」(2008年12月刊)から2年。約450点の新しい香水評価が追加、価格帯も4段階で表示。内容充実のランキングガイドブック。

1.香水レビューへの誘い/鼻と脳のつながり
2.女性の香水/美とミツバチ/クラシック、そしてロマンティック
3.男性の香水/男のエレガンスと、その香り/不毛の地
4.化学と芸術/香水の歴史(入門篇)
5.よくある質問と答え
6.香水レビュー:1886点(アルファベット順)
付録.用語集/TOP 10 LISTS/
索引.ブランド別(アルファベット順)/評価別(★★★★★→★)

【編集者からのコメント】
本書は、ミシュランの3つ星ガイドならぬ、香水の5つ星ガイドである。★★★★★傑作、★★★★ おすすめ、★★★まずまず、★★ 残念、★不快の5段階に評価され、本書ではさらに、価格帯も、1)2万円以上、2)1〜2万円、3)5千〜1万円、4)5000円以下、と表示されるようになった。だが、本書の核は、辛辣な表現をまじえながらも「的を射た」香水の解説・批評である。これだけ膨大な評価を執筆できる、著書は彼ら以外には見あたらない。香料業界のエピソードも交えた知識と香水への愛情を満載したガイドブックである。日本人には、違和感を覚える評価があっても、それは匂いに対する文化の違いである。それもまた楽しい。

【著者紹介】
●ルカ・トゥリン:1953年生まれ。仏、伊、英で教育を受けて育つ。ロンドン大学で生理学の博士号を取得後、フランス国立研究所に勤務。その後、アメリカ国立衛生研究所、モスクワ大学、ロンドン大学に勤務後、Flexitral社の技術責任者になっている。エコノミス誌から「最強の鼻をもち、香水にとりつかれた男」とよばれ、著書に「香りの愉しみ、匂いの秘密」(河出書房新社)がある。
●タニア・サンチェス:香水の収集・評論家。

内容説明

香水を5段階の辛口批評で紹介する。「傑作」から「不快」まで。世界の名ブランドからニットブランドまで、295社1885点を5つ星で評価。格付け別、ブランド別索引付き。

目次

香水レビューへの誘い 鼻と脳のつながり
女性の香水
男性の香水
化学と芸術 香水の歴史(入門篇)
よくある質問と答
香水レビュー(アルファベット順)
TOP 10 LISTS
用語集

著者等紹介

トゥリン,ルカ[トゥリン,ルカ][Turin,Luca]
1953年にレバノンに生まれる。フランス、イタリア、イギリスで教育を受け育つ。ロンドン大学で生物物理学と生理学のPh.D.を取得した嗅覚研究者。現在はアメリカ・マサチューセッツ工科大学の客員研究員

サンチェス,タニア[サンチェス,タニア][Sanchez,Tania]
詩、小説、エッセイの作家であり、熱烈な香水コレクター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

湖都

15
2人の人間が様々な香水を辛口にぶったぎる本。販売妨害にはならないのか…。数ページ読んだだけで、彼らの激推しブランドと激推し香水がわかる(比較としてよく登場するから)。香りは感覚なので、欧米人の彼らの評価が絶対ではないと思う。しかし、納得のいく部分も多い。ゲランの香水はやはり良いと思うもの!愛用香水がぶったぎられてなくて良かったと思うのは、小心者の感想だろうか。掲載香水には日本未輸入?がかなり多いし、逆に日本では超有名な香水が載っていなかったりもする。辛口の日本人専門家が書いた日本版も読みたいなぁ。2021/08/06

Islay

12
黄昏には、まだ少し早い時間だった。社員旅行で訪れていたシンガポールの伊勢丹前で、ふいにインド系の美しい娘(と、いってもその頃の僕とは、そんなに歳は違わなかっただろうけど…)に呼び止められた。淡いピンクのスーツ、メープルシロップみたいな肌と黒目がちな小動物のように力強い瞳に、エキゾチックな微笑が陽炎の中に融けたその娘が差し出したは、当時発売されたばかりのエスティローダー『プレジャース』がふわりと香るムエットだった。著者は、香水をアートだと宣言する。事実、優れたアートは、いつだって新たな物語を喚起させる…。2016/03/03

しろきいろ

7
図書館。3の方はほぼ知らないブランドでしたがこちらはゲランやディオール、ディプティックなど有名どころが多くイメージが持ちやすい。何より著者お二人とも面白い面白すぎる迸る文才と皮肉。香りは複雑過ぎて他人に伝えるのがほんと難しいまさに表現力の問題だなと再認識。☆5〜4くらいの激賞香水を一つくらい買ってみようと思います。ちなみに自分の愛用品は☆3でしたがたとえ☆1でも辛口評価も面白いから問題ないです。2020/01/25

高宮朱雀

5
調香師だろう著者の独断と偏見に基づいた(?)5段階評価とオススメから駄作までを批評した一冊。 そこまで言うのか…って苦笑しつつ、自分の持ってる香水の名前を探してました。 タダの批評だけでなく、その商品の画像も紹介されていたら、もう廃盤になった物でも香水瓶で薫りのイメージも出来たのにと残念…。2015/12/09

AMBER

4
個人的に、仕事の参考に買った本。香りは第二の皮膚、他人に印象を与える武器とか。調香師が配合する感覚は素晴らしい香りを作り出す。世界最高峰の香水があつまった勉強になる本。

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