内容説明
巨匠ディケンズと歩く―街の様子や人びとの暮らし、娯楽や犯罪などを豊富なカラー図版とともに生き生きと甦らせた、魅力あふれる新ロンドン案内。地名ガイド・詳細索引付き。
目次
第1章 街の風景
第2章 ロンドンの人々
第3章 買い物事情
第4章 ロンドンの勤め人たち
第5章 交通事情
第6章 娯楽
第7章 貧困層
第8章 罪と罰
第9章 「お上品な」人々
著者等紹介
パターソン,マイケル[パターソン,マイケル][Paterson,Michael]
ディケンズ研究家。30年間にわたる徹底した研究により、ロンドンの歴史に精通しており、同市の観光案内も行なっている。ロンドン南部のウォルワース在住
山本史郎[ヤマモトシロウ]
1954年、和歌山県に生まれる。1978年、東京大学教養学部教養学科卒業。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻はイギリス19世紀文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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白玉あずき
8
図説と言いながら、挿画は無いのだった。猥雑、不潔、混沌。スラムの貧困と浮浪児たち、そして虚飾の上流社会。やっぱり格差社会はいやだな・・・・ボソリ・・・・目を覆わんばかりの貧困は政治の失敗である、という思想がまだ無かったんだろうが、それにしても・・・・次は20世紀のオーウェル「パリ・ロンドン放浪記」を読みたい。2013/11/30
よだみな
3
ディケンズのお勉強。ヴィクトリア朝のロンドンにはぜったい住みたくないことがよくわかった一冊でした。2024/09/01
颯奏
1
資料的に手元においておきたい感じ。2015/09/18
kei
1
非常に読みやすい。資料本なのにさくさく読めたし、情景も浮かびやすい。いずれ購入したい。2013/11/25
もだんたいむす
1
想像していた内容とは違ったが面白かった。ただ、わたしはディケンズの名前は知っているが作品は読んだ事がない。2013/10/14