香水の歴史―フォトグラフィー

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  • サイズ A5判/ページ数 279p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784562045488
  • NDC分類 576.72
  • Cコード C0098

内容説明

現在に受け継がれる香水の傑作=名香の誕生は、19世紀末から。専門店、クチュール発展と共にモードを映す鏡のように、数々の逸話を生み、芳香をまとう人々のイメージを生みだしてきた。香料の歴史/天然香料の抽出法/調香術/10年ごとの伝説の名香/有名ブランド/近代香水瓶などを網羅した待望の保存版。

目次

1章 すばらしきかな、においの世界
2章 近代香水の誕生
3章 抽出法
4章 原料
5章 調香師と香水の基礎
6章 伝説の名香
7章 名香を生んだブランド
8章 香水瓶の意匠
9章 次の世代へ

著者等紹介

新間美也[シンマミヤ]
サンキエームサンス・ジャポン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

三井寿里

3
ありがちな「香水カタログ」ではなく、タイトルどおり、香水の起源から年代ごとに時代背景、それを映した香調について、丁寧に分析、説明されている。筆者ロジャ・ダブ自身が調香師であり、香料についてのページも詳細で判りやすい。香水瓶の歴史にも触れていて、まさに香水をハードとソフト、両方から扱った本と言える。ちょうど、これを読んでいる最中に箱根に旅行し、ポーラ美術館で香水瓶の展覧会を観た。本で読んだばかりのガラス瓶が目の前にあり、非常に興奮したのを覚えている。2011/02/15

ナコち

1
香水について何かを初めて調べ、学ぶには適している本だと思う。香水に使われる香料はどういったものか、名香を生んだブランドも数多く紹介されている。何より、読みやすく丁寧に作られているところが好ましい。ただ、フォトグラフィーと銘打つには少ない気もする。巻末に資料としてもう少し載せて欲しかった。2010/09/07

メルセ・ひすい

1
13-115 赤50 ★5  これを読まない♀は女性様に゜なれません? (≡^∇^≡) 請け合います! ●香料の歴史/天然香料の抽出法/調香術/10年ごとの伝説の名香/有名ブランド/近代香水瓶などを網羅! 現在に受け継がれる香水の傑作=名香の誕生は、19世紀末から。その語り継がれるブランドの系譜とは。香水の誕生、伝説のブランド、瓶の意匠、秘められたエピソードなどを網羅した待望の保存版。                        2010/07/07

depthofthesky

1
#dokusyo 温泉帰りの夜に読了。日本には香道の文化があるからか、香りはどうしても文学を介して語られる。しかしヨーロッパの香りの体系は、どうやらまず個人的な想い出と結びついているようなのだ。香りは官能と結びついている。ではどう結びついているのか。想い出を介して、だ。香水学のエッセンスと、10年代以降の代表的な香水をひとつづつ想い出を絡めて語っていく。40年代以前の香水についてこれほど愛情を持って書かれた本をぼくは知らない。良書。2010/04/19

椿

0
中身はさらっと読み流し。香水瓶の写真が美しくて癒された。2017/05/03

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