ライムブックス 虹色にきらめく渚で

クレイパス，リサ【著】〈Ｋｌｅｙｐａｓ，Ｌｉｓａ〉/水野 凛【訳】

原書房（2014/02発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 367p／高さ 15cm
• 商品コード 9784562044542
• NDC分類 933
• Cコード C0197

出版社内容情報

ガラス工芸作家のルーシーは、思いもよらない出来事で哀しみに暮れていた。
あてもなくフライデー・ハーバーへひとり訪れると、その浜辺で犬を散歩に連れたサムと出逢う。
サンフアン島でブドウ園を営む、太陽と海の香りが似合うサム。
その後も自分を元気づけてくれる彼と心を通わせる日々のなかで、
ルーシーは彼への想いが今まで感じたことのないものだと気づくが……

内容説明

ガラス工芸作家のルーシーは、思いもよらない出来事で哀しみに暮れていた。あてもなくひとりフライデー・ハーバーを訪れると、その浜辺で犬を散歩に連れたサムと出逢う。サンフアン島でブドウ園を営む、太陽と海の香りが似合うサム。その後も自分を元気づけてくれる彼と心を通わせていくうちに、ルーシーは彼への想いが今まで感じたことのないものだと気づく。しかし自信をなくしている彼女は、その先に進む勇気を出せずにいた―。そんなある日、ルーシーは交通事故に遭ってしまう。足にけがを負い、日常生活を送ることが難しくなってしまったルーシーは、完治するまでのあいだ、サムが兄と姪と３人で暮らす家で過ごすことになって…。ＮＹタイムズ・ベストセラー、“フライデー・ハーバー”シリーズ第２弾！鮮やかに紡ぎ出されるときめきの世界を。

著者等紹介

クレイパス，リサ［クレイパス，リサ］ ［Ｋｌｅｙｐａｓ，Ｌｉｓａ］
これまでに多数のロマンスを執筆し、１２カ国語に翻訳されている。１９８５年にミス・マサチューセッツに選ばれ、アトランティックシティで開かれたミス・アメリカ・コンテストにも出場した。ウェルズリー・カレッジで政治学を専攻したあと、２１歳で処女作を出版（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ベリル]

【Library】若干のファンタジー要素が混ざってたのが予想外だったけど、面白かったー！確認するように、もしくは、自分自身に言い聞かせるように「愛してない」と繰り返すヒロインが切ない。愛を拒むヒーローだけど、第三者から言わせれば「いや、もう充分にヒロインのこと愛してるじゃん？」っていうわかりやすいお話だった。ヒロイン妹には同情の余地もなかったし、元婚約者も最低で苛々しちゃったわ。ヒロインの両親の言動もモヤッとしたけど、これからはヒーローがそばにいるから良いか。シリーズ次巻の伏線もあって、続きが気になる。

2022/01/24

[イヴ＠乗馬に夢中]

フライデーハーバー2,次男サム×ガラス陶芸家ルーシー。またまた良かったよ〜。モテモテのサムが傷心ルーシーに向き合い、いつの間にかぞっこんになっていくところも良かったし、ルーシーみたいな強い女性は本当に好き。妹アリスも途中までは憎たらしかったけど、お墓のところで姉妹が心通わすシーンは泣けてきた。唯一、元彼はクズだったところ。本当にダメ男だね。説教もの！！あと、少しファンタジー要素が入っていてびっくり、ヒーロ、ヒロインともそれがあるなんてね。サムはええ男やね。

2018/05/04

[rokoroko]

昨日読んだフライデーハーバーシリーズの２作目持ってきてしまった。再読.。リサ・クレイパスの編集者は何考えてんだろ。最初に読んだ残された姪を育てる３人兄弟の話の２番目の男の話なのだけど主人公たちが魔法使っているの。なんか興ざめ。そこが嫌なのよね

2025/06/07

[rokoroko]

再読。カップル二人とも魔法が・魔法使用始めるとロマンス小説台無しって思うの。ノーラロバーツも魔法入って来ると読みにくい。この本読み返している所見ると楽しいけれど私には魔法が邪魔

2018/12/20

[ベルるるる]

フライデー・ハーバーシリーズ2作目。1作目よりもずっとずっといい感じ。ロマンスとしても家族モノとしても、ロバーツを読んでるような気がするけど、こういう話は好きだからヨシとする。ただ、今までのクレイパスものを読みたい読者には、どうなんだろうね。次作のアレックスとゾーイの組み合わせ、すごく楽しみ。それにサムやマークのその後も読めるし、こういう続き物は、それがまた楽しみになるよね。

2014/05/16