ライムブックス 永遠にガラスの靴を

ジェームズ，エロイザ【著】〈Ｊａｍｅｓ，Ｅｌｏｉｓａ〉/岡本 三余【訳】

原書房（2012/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 431p／高さ 16cm
• 商品コード 9784562044313
• NDC分類 933
• Cコード C0197

出版社内容情報

継母に虐げられ屋根裏で暮らす伯爵令嬢ケイト。ある日、義妹になりすまして城の舞踏会へ行くように命令された。城の王子ガブリエルはケイトの凜とした態度とその人柄に惹かれるが、手袋を外した彼女の手がまめだらけなのを見て…！？

内容説明

ケイトは伯爵家令嬢でありながら、父亡き後、継母に虐げられて屋根裏部屋でつましい暮らしを送っていた。ところがある日、顔に怪我を負ってしまった異母妹のかわりに城の晩餐会に行くよう継母から命じられた。そうとは知らず城で出迎えたガブリエル王子は、美しいケイトの凛として物怖じしない態度に心を乱される。城の誰もが王子である彼に取り入ろうとするなかで、彼女だけは違う。気持ちが抑えられなくなった王子は、思わず唇を奪ってしまった。動揺しながらも、絶対に正体がばれないよう必死に取りつくろうケイト。しかし湖上のボートで王子とふたりきりのとき、思いがけず手袋をはずされ、まめだらけの手を見られてしまった。「きみはいったい誰なんだ？」王子に問われたケイトは…！？『シンデレラ』をモチーフに描く、ロマンティックなおとぎ話シリーズ第１弾。

著者等紹介

ジェームズ，エロイザ［ジェームズ，エロイザ］［Ｊａｍｅｓ，Ｅｌｏｉｓａ］
ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー作家で、ＲＩＴＡ賞に何度もノミネートされている実力派。ナショナルリーダーズチョイス賞、オンライン書店Ａｍａｚｏｎ．ｃｏｍとＢｏｒｄｅｒｓそれぞれのＢｅｓｔ　Ｒｏｍａｎｃｅｓ　ｏｆ　ｔｈｅ　Ｙｅａｒにも輝く。ハーバード大学を卒業後、エール大学で博士号を取得。イギリス文学の教授となり、オックスフォード大学出版局から研究書も出版している。現在は家族とともにニュージャージー在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[Akiko]

シンデレラ、あまりディズニー系のこういうものは好きではない なかったはず。なのに、最後ホロリと、きた。何で？何かがこころにささった らしい。ということは良かったということ なのか？

2019/07/25

[ちまちゃん]

シンデレラをモチーフにしたお話。昔の海外の暮らしのイメージがしずらくてもっと勉強するべきだなと思った…。ヒロインの性格がサバサバしていてスカッとした！面白かったな～。

2024/11/17

[すもも]

★★★★☆　面白かった！ヒロインの妹も友達も邪気がなくて、ほっこりしました。現実的な部分は全部ヒロインが引き受けてる感じ。ベルウィックの話も出ないかなー。(A KISS AT MIDNIGHT 2010年作品)

2015/08/30

[夜の女王]

☆☆　前半の継母や異母妹（本当はいい子だったけど）のキャラがいかにも“シンデレラ”で楽しく読めたが、後半ヒーローヒロインの心理描写がイマイチであんまり話に乗れなかった。ラストもバタバタ。ヒーロー婚約者は物分り良く退場し、ヒロインには莫大な遺産あったとか（どうして、いつわかったかは書かれていない）・・・あっという間にすべてが解決。。まさにお伽話。しかし、ヒーロー王子様は貧乏だったので「シンデレラ」とうより「逆玉シンデレラ」と言うべきかも^^;

2013/03/08

[くろうさぎ]

父が再婚して亡くなった後、継母に屋根裏部屋に追いやられ、召使のような暮らしをさせられていた。とんでもない母親から生まれた妹が母親に似てないのが救いかなぁ・・・。妹も代わりに王子に会いに行くヒロインですが、全然代わりになってないのが、コミカルで楽しいのかも・・・・。ちょこちょこと色んな事情が織り込まれているのがいいかなぁ・・・・。エピローグで継母のその後とか書かれているのがいいわ。「星降る庭の初恋」がデビュー作だったんですね・・・。あの愚かなヒーローの・・・・。それに比べたら、このヒーローはとってもいい人か

2012/06/03