出版社内容情報
2009年RITA賞受賞作!伯爵未亡人ながら小説家のマリーナは、大英博物館で魅力的な眼鏡の紳士と出会う。数日後、華やかな晩餐会で偶然再会した彼が有名な古美術学者だと知る。だが二人には深く結びついてはいけない事情が…
内容説明
19世紀、大英博物館。社交界の美しき華であり人気小説家のマリーナは一人の紳士から目が離せなくなった。その質素な服の上からでもたくましい身体が見てとれ、眼鏡の奥で聡明な瞳が輝いている。彼女の住む華やかな世界の人ではない。でも…。それから数日後。マリーナはなじみの出版業者に頼まれ、晩餐会を主催することに。有名な古美術学者に原稿を依頼したいので、場を設けてほしいというのだ。ところがその学者ジャスパーこそ、博物館で出逢った彼だった。二人はまたたく間に恋に落ちるも、一シーズン限りの関係と取り決める。それは他人の人生に立ち入って、苦労して築き上げた自分の立場を失うのが怖いから。けれどシーズンの終わりが近づくにつれ、約束とはうらはらに想いは深まるばかり。そんなときマリーナの「忘れたい過去」を知る人物が二人の関係を…。大人の切ない恋を描く、RITA賞受賞作。
著者等紹介
ローゼンタール,パム[ローゼンタール,パム][Rosenthal,Pam]
ニューヨーク市ブルックリン生まれ。1990年代半ばにモリー・ウェザーフィールドのペンネームでエロティック小説作家としてデビュー。長編“Safe Word”で2000年ベスト・アメリカン・エロティカを受賞。2003年には“Almost a Gentleman”でヒストリカル・ロマンス作家デビューを果たし、『女神は禁じられた果実を』で2009年のRITA賞に輝く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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