出版社内容情報
内気な伯爵令嬢カリーは男性が苦手。でもフランス亡命貴族のトレヴは唯一の例外だった。その頃二人はフランス語の課外レッスンで冒険と親密な時間を楽しんでいた。そのトレヴが9年ぶりに突然舞い戻ってきた、ある秘密を抱えて……
内容説明
伯爵令嬢カリーは“壁の花”になることにすっかり慣れっこ。27才にして、婚約破棄されること3回。男性が大の苦手で内気なカリーにとって、唯一の心のよりどころは、大好きな牛たちを世話し、品評会に出すことだけだった。一生独身を貫し、静かに暮らしていく―そう決めた彼女にも昔、心を許せる男性が一人だけいた。幼馴染で、フランス亡命貴族の息子トレヴ。フランス語の課外レッスンとして、若い二人は親に内緒で冒険と親密な時間を楽しんでいた。そのトレヴがある日突然、9年ぶりにカリーの前に舞い戻った!人に言えない「過去」があり、お尋ね者になっているトレヴ。カリーはそんなことはつゆ知らず、昔と変わらず優しくいたずら好きな彼の華麗なる逃亡と冒険に巻き込まれ…!?RITA賞に2度も輝いた著者が贈る、軽妙でほろ苦い初恋の物語。
著者等紹介
キンセイル,ローラ[キンセイル,ローラ] [Kinsale,Laura]
地質学者として石油会社に勤務したのち、1986年に“The Hidden Heart”(未訳)でデビュー。1991年に“The Prince of Midnight”(未訳)でRITA賞(年間最優秀ロマンス)を受賞。2005年には『黒き影に抱かれて』(二見書房刊)で同賞長編ヒストリカル部門最優秀賞に輝いた。現在は夫とともに米ニューメキシコ州サンタフェとテキサス州ダラスに住む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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