内容説明
18世紀、英国の田舎町。海軍大佐の娘ルーシーの平凡な毎日は、ある日劇的に変わった。怪我を負い、血まみれで道に倒れている男性に出会ってしまったのだ。ルーシーは瀕死の男を家に連れ帰り、献身的に看護する。目覚めた怪我人はイズリー子爵サイモンと名乗り、ロンドンで暴漢に襲われて身ぐるみはがされ、置き去りにされたと身の上を説明するが、どうも何か隠している様子だ。いつも軽口をたたいて彼女を笑わせる一方、瞳に暗い陰を宿すサイモンに、ルーシーは惹かれていく。彼も天使のような彼女に身も心も癒され、去りがたい気持ちになっていた。しかしサイモンは、殺された兄の仇を討つという残酷な使命を負っていたのだ。彼はルーシーを危険にさらすまいと別れを決意するが…。激情に彩られた珠玉の愛の三部作、いよいよ最終話。
著者等紹介
ホイト,エリザベス[ホイト,エリザベス][Hoyt,Elizabeth]
イリノイ州中部に、夫と2人の子供とともに暮らす。『USAトゥディ』のヒストリカル・ロマンス・ベストセラー作家。ジュリア・ハーバー名義でコンテンポラリー・ロマンスも執筆。米国最大のロマンス・レビュー・サイト「All About Romance」において2006年度の最優秀新人作家賞を受賞し、デビュー作『あなたという仮面の下は』(“The Raven Prince”)はMost Luscious Love Storyに選ばれるほか、「ロマンティック・タイムズ」のレビュワーズチョイス賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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