内容説明
１９世紀初頭のイングランド郊外。ホルブルック公爵レイフのもとに、亡き父と愛人のあいだに生まれた異母弟ゲイブが現れる。彼は屋敷の中の私設劇場で芝居を上演させてほしいと頼みに来たのだ。これまで存在すら知らなかった弟の突然の訪問におどろくレイフだったが、ゲイブの人柄に親しみを感じて上演を快諾。後見しているイモジェンを巻き込んで、芝居の準備がはじまった。愛する人を亡くしたあと失意の日々を過ごしていたイモジェンは、洗練された紳士のゲイブに胸の高鳴りをおぼえる一方で、荒んだ暮らしを送るレイフのことが気がかりでならない。そこにかつての恋敵や舞台女優がやってきて、なにやらひと波瀾の気配。はたして、舞台の幕は無事に上がるのか！？ときめきに満ちたエセックス姉妹シリーズ待望の第三弾。
著者等紹介
ジェームズ，エロイザ［ジェームズ，エロイザ］［Ｊａｍｅｓ，Ｅｌｏｉｓａ］
リサ・クレイパスらと並ぶニューヨーク・タイムズ・ベストセラー作家で、ＲＩＴＡ賞ファイナリスト。Ｎａｔｉｏｎａｌ Ｒｅａｄｅｒｓ’Ｃｈｏｉｃｅ賞、Ｂｅｓｔ Ｒｏｍａｎｃｅｓ ｏｆ ｔｈｅ Ｙｅａｒ ｂｙ Ａｍａｚｏｎ．ｃｏｍ ａｎｄ Ｂｏｒｄｅｒｓ受賞。ハーバード大学を卒業後、エール大学で博士号を取得。イギリス文学の教授となり、オックスフォード大学プレスから研究書も出版している。現在は家族と共にニュージャージー在住。子供はふたり（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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rokoroko
16
エセックス４姉妹の３作目 未亡人になった3女の話。アル中の小太りのおじさんがお酒を止めてみるみる痩せるのが羨ましい。アル中によくある再びお酒と言うのも無いのだ。現実は厳しいけれどそれを見ないふりのロマンス小説ってよいわ～2019/10/21
blue_ash
3
色々あってかなり時間がかかってしまったが､やっと四姉妹のｼﾘｰｽﾞを読み終えた｡三女さんは姉ふたりの時ﾄﾗﾌﾞﾙﾒｲｶｰそのものな状態で登場していたので､主人公になったらどうなるのかと思っていたが相変わらずではあるものの彼女なりの個性はあるのは理解はできた｡ただし風共のｽｶｰﾚｯﾄ的ではありながらやはりあそこの域までは昇華できていないのが残念｡そしてﾋｰﾛｰさんが最後どうｹﾘをつけたのかちょっと消化不良というか､三女さんの心の推移の肝心なところが描かれきれていなかった感が拭いきれない｡あの時の削られた話の2015/12/24
たまきら
3
1・2作では（困ったヤツ）感がにじみ出てた3女、もうその一途で情熱的なところがおばちゃんかわいくてかわいくて。しかも、絶世の美女。英タイトルを読んでしまえばどの男子に彼女が落ちるかは一目瞭然。彼ったらもう1作目からおなかが出てたって素敵だったので、おばちゃんOKですよ。ナイスチョイスです。大笑いできるロマンスでした。てことは、4女はあの男子で決まりかな？と予想できますが、個人的に大好きなグリッシーがどうなるのか楽しみです♡2015/01/13
MOMO
2
自分の感情のみを優先し、見たいものしか見ない性格は、相変わらずのイモジェンちゃん・・・ちょっとは成長したかと思っていたのに・・・・どっちかっていうとジリアンの方がヒロインの資格があるというか、彼女とゲイブのロマンスのほうがロマンティックでドラマティックな気が・・・・2009/04/16
カサブランカ
1
２．５2013/09/20
