内容説明
ジェーン・ダーリントンは世界的に高名な物理学者。２０歳で博士号を取得してから知的エリートの最前線を歩んできたものの、彼女は自分の生い立ち、境遇を幸せとは感じていなかった。最近別れた恋人にも未練がない。ただ、ジェーンは「自分の子供」が欲しいと強く願っていた。自分のような“孤高の人間”ではない、“普通の子供”を。その決め手は「父親」だ。ジェーンが「提供者」として目をつけたのは、「体育会系」の男。それも、ただの体育会系ではなく、プロフットボールの超一流クォーターバック、キャル・ボナーだった！２人は“驚くべき策略”によって出会う。その結果、ジェーンは妊娠！「事実」を知ったキャルは言い放った。「生まれてくる子供のために結婚するんだ！」そんな関係に幸せはあるの？２人は“奇妙な夫婦生活”を始めることになるのだが…。ＲＩＴＡ賞受賞作。
著者等紹介
フィリップス，スーザン・エリザベス［フィリップス，スーザンエリザベス］［Ｐｈｉｌｌｉｐｓ，Ｓｕｓａｎ Ｅｌｉｚａｂｅｔｈ］
オハイオ大学卒業。１９８３年に作家デビューを果たし、９０年代に入り人気作家の仲間入りをした。いまでは、心あたたまる現代もののラブストーリーで世界中のファンを魅了するベストセラー作家である。『あなたがいたから』を含め、ＲＩＴＡ賞（米国ロマンス作家協会賞）も４度受賞している。現在はシカゴ郊外に在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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rokoroko
17
再読。ビックバンセオリーと言うドラマの最終で主人公が妻と一緒にノーベル賞貰うんだけどこの女性どこかで読んだ事あるなぁ～と。既視感。この話は学者の生真面目な女性がバカと思い込んでたフットボール選手の精子をもらおうとしてと言う話。内容は全く異なるけど女性が若くして大学などに行き女の子としての楽しみしてこなかったというのは同じ。読書歴みたら１０月にいつも読んでる・・寒い秋のはじめを楽しませてくれる本 2021/10/22
だむ
15
シカゴ・スターズ・シリーズ③ 面白かった～！RITA賞受賞作品♪ 超一流選手ヒーロー×物理学者ヒロイン。“驚くべき策略”での出会いから妊娠＆結婚そして出産後は離婚予定の2人。ケンカップルな2人の言い合いやり合いにハラハラしたり笑っちゃったり。そんな最悪の結婚生活にヒーローの家族やライバル選手が絡んできてユーモアたっぷり。特にアニーが最高だった！ジムとリンの関係修復過程も素敵だったなぁ。読み終えちゃうのがもったいないと思いつつ面白くて一気読みでした♪2020/09/01
rokoroko
15
再読。スーザンＥフィリップスの本久しく読んでなかった。精子だけ貰おうと物理学の天才の女性が頭の弱い？フットボール選手を罠にはめまんまと妊娠に成功したけれど・・と言う話。登場人物一人一人が楽しくて面白かった。そうこれが著者の真骨頂よね。何回かがっかり本があって処分したものが多いので残念2018/12/06
Michelle
13
人を騙してわざと妊娠するようなヒロインは、最後まで好きになれなかった。ヒロインは天才キャラのはずが、あまり頭が良さそうな言動がなかったし、ヒーローも怒鳴ってばかりで、実はミシガン大学を主席で卒業なんていうインテリジェンスは感じられず。期待しすぎだったかも。2023/04/26
veri
13
おーもーしーろーかっーたーーー！ジェーンのガッツとキャルのヘッポコ少年ぶりがなんともいえず楽しい‼︎ジョディも好きよ！←SEP作品、まだ三作目だけどキャラが全く被らないなぁ。あえて言うならヒーローが少年でヒロインにガッツがある所かな。ヒロインは大変なトラウマを抱えているけれどそこを必要以上に深く掘り下げない所がまたイイ！絶妙なバランスです。イーサンもケヴィンも良かった。早く続きが読みたーい！2016/06/14
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