出版社内容情報
政治的な毒殺はいつごろから、どのような理由で行われてきたのか。古代ギリシア・ローマ時代から現代まで西欧における政治的毒殺の歴史を追って詳細に検証。
目次
作るべき歴史
第1部 古代の原型(「オリエントではそのような飲み物が供される」;皇帝とロクスタたち、ローマの政治的毒殺)
第2部 蛮族の王から勇壮な騎士までの政治的毒殺、毒は後退したか?(中世初期における毒の断続的な使用;毒か剣か、騎士道時代にふさわしい(ふさわしくない)武器)
著者等紹介
コラール,フランク[コラール,フランク][Collard,Franck]
ランス大学で、長らく教授をつとめる。現在は、パリ第10大学の中世史教授
吉田春美[ヨシダハルミ]
上智大学文学部史学科卒業。フランス文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
65
世界史上で「毒殺」が果たした役割は何かということを語っています。淡々と歴史上で行われてきた毒殺の記録でした。争いを避けたり、終わらせたりするための手段としてや根拠のない噂であったりするわけですが、正確性をもっているわけではないようです。それでも時代や地域ごとに細やかに説明されています。世界史を知らないと馴染みのない名前やエピソードも多く紹介されていますし、時系列通りに書かれていないのでしっかりと把握しながら読まないと難解であると言えるでしょう。内容は興味深く面白いものではあるのですが。2015/08/07
こぽぞう☆
17
いまいち面白くないので、三分の一ほどで読むのをやめた。下巻の方が面白いのかもしれないけど。。2016/07/26
陽香
2
200907252016/03/18
トミーチェ
0
図書館本。政治的に取りうる手段としての毒殺を説明。毒殺と信じられている(または信じられていた)事例を取り扱い、歴史的事実にこだわっている訳ではない。面白いけど読みにくい、下巻はとりあえずそのうち気が向いたら読もうかと。2016/02/06
Majiska
0
原題は『毒と権力、古代から現代までのある政治的犯罪の歴史』。毒殺そのものではなく、あくまでも権力や政治と毒との関わりが主題です。主旨は一貫していて、時代ごと地域ごとの豊富な事例を用いて説明してくれます。ただ読者には西欧史の知識があることが要求され、日本人にはあまり馴染みのない名前やエピソードも特別な解説なしに山ほど紹介されます。時系列も行ったり来たりするので章ごとの主題と構成を確実に把握しないと読めないのですが…おそらく忠実に訳されたために文がちょっと…内容は面白いのですが、人には勧め辛い本です。2014/02/08




