内容説明
国家と科学の名のもとに実行され何十年も封印されてきた…背筋も凍る人体実験の全体像!日本軍の毒ガス兵器への恐怖感が、愛国的な志願被験者に対する大規模なマスタードガス野外人体実験を行なわせ…機密の壁が後遺症の犠牲者の戦後を苦しめ続ける。
目次
序論
第1章 人体実験と化学兵器
第2章 マンゴーアヴェニュー、マスタードガス、少佐
第3章 役に立たない防護手段
第4章 ブルック島実験
第5章 志願者たち
第6章 モイラと女性たち
第7章 1943年以降の化学剤に関する知見と、正当な扱いを求める志願者たちの活動
結び
付録
著者等紹介
グッドウィン,ブリジット[グッドウィン,ブリジット][Goodwin,Bridget]
オーストラリアの歴史家、放送作家、歴史物とオーストラリア文化物のドキュメンタリーを主とする映像作家。元ゴールドコーストのボンド大学準教授(映画とTV番組担当)
岸田伸幸[キシダノブユキ]
技術経営コンサルティング・コーチャーズオフィス代表。日本学術会議「遺棄および老朽化学兵器の廃棄技術に関するリスク検討」小委員会第21期委員。1964年静岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒(1988)。ベンチャーキャピタル会社勤務の後、早稲田大学アジア太平洋研究科ビジネススクール技術経営課程修了。技術経営学修士(2005)。同商学研究科博士後期課程在籍中。日本ベンチャー学会会員。日本医療情報学会会員
山岡道男[ヤマオカミチオ]
早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授。同研究科長。1948年東京生まれ。早稲田大学経済学研究科博士課程中退。学術博士(早稲田大学)。アジア太平洋地域の国際交流論。ニュージーランド研究。経済学教育論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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