内容説明
ダライ・ラマ、ツツ大主教=ノーベル平和賞受賞者や元ナチス軍需相シュペーアらが、宗教・時代を超えて論じる人間の赦しの可能性と限界。史実小説「ひまわり」からの問いと、識者53名の「解釈」。
目次
第1部 小説 ひまわり
第2部 小説をめぐる53の議論(スヴェン・アルカライ(ボスニア・ヘルツェゴビナ共和国外務大臣)
ジャン・アメリー(ホロコースト生還者・批評家(墺))
スマイル・バリック(イスラム神学者・(墺))
モシェ・ベジェスキー(イスラエル最高裁判事(以))
アラン・L・ベルガー(ホロコースト学研究者(米))
ロバート・M・ブラウン(神学・倫理学者(米))
ハリー・J・カーガス(ホロコースト研究者(米))
ロバート・コールズ(精神医学・社会倫理者(米))
ダライ・ラマ(チベット仏教指導者)
ユージン・J・フィッシャー(宗教学者(米)) ほか)
著者等紹介
ヴィーゼンタール,ジーモン[ヴィーゼンタール,ジーモン][Wiesenthal,Simon]
1908年、オーストリー・ハンガリー帝国ガリチア地方ブチャチ生まれ。1941~45年までゲットーとブッヘンヴァルト、マウトハウゼン強制収容所に連行され、親族89名がナチの迫害によって死亡。戦後、戦争犯罪人を突きとめ、各国の司法当局に情報提供して法廷に立たせる活動をはじめ、77年にNGO団体「サイモン・ヴィーゼンタール・センター」設立。2005年ウィーンで他界した
松宮克昌[マツミヤカツヨシ]
1943年東京生まれ。上智大学文学部卒(心理学専攻)。マッキャンエリクソン博報堂をはじめ、主に外資系企業に勤務後、2002年より翻訳に専従する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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