出版社内容情報
450の図版、160の地図、80の系譜図を駆使して、ヨーロッパ文明の全体像を巨視的にとらえた名著。年表と索引も完備。
内容説明
自然環境と文化、政治と領土の変遷、芸術と科学の系譜をたどり、ヨーロッパの全体像を巨視的に読み解く。第1部でヨーロッパ文化の土台と遺産、第2部で各時代の政治と領土の変遷、第3部で芸術と科学を描く構成。気鋭の歴史学者、人類学者が、系譜という視点からそれぞれの専門分野を執筆。国や地域別、時代別に、ヨーロッパの変遷を豊富な系譜図、年表、地図、図版とともに詳述。450におよぶ豊富なカラー図版で、それぞれの地域や時代の特徴をヴィジュアルに表現。地域別、時代別に、色分けされた160の地図と、統治者の流れが一目でわかる80の系譜図を掲載。詳細な各時代別の年表とヨーロッパ統治者索引を完備。
目次
第1部 ヨーロッパ文化の土台と遺産(自然環境;民族移動と人口の変動;ヨーロッパの言語 ほか)
第2部 それぞれの時代の政治と領土(ローマ帝国と蛮族の侵入―古代世界から中世ヨーロッパまで;ビザンティン帝国 324‐1453年―東方のキリスト教帝国;ブリテン諸島 491‐1066年―イングランドの誕生 ほか)
第3部 芸術と科学(神々と人間―芸術の出現;エトルリア、ローマ、ビザンティンの芸術―政治と神;造形芸術と建築―中世 ほか)
著者等紹介
ラメゾン,ピエール[ラメゾン,ピエール][Lamaison,Pierre]
1948年、パリ生まれ。フランスの人類学者。国立科学研究所の研究員。1983‐1991年、コレージュ・ド・フランスの社会人類学研究所の所長補佐。1991‐1995年、「地域研究」誌の共同編集者。2001年に死去
ヴィダル=ナケ,ピエール[ヴィダルナケ,ピエール][Vidal‐Naquet,Pierre]
1930年、パリ生まれ。フランスの歴史学者。古代ギリシア専攻。パリ高等社会学研究所で教鞭をとる。2006年に死去
樺山紘一[カバヤマコウイチ]
1941年、東京生まれ。東京大学文学部卒、同大学院修士課程修了。東京大学教授、国立西洋美術館館長をへて、現在、印刷博物館館長。東京大学名誉教授。専攻は西洋中世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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