シリーズ絵解き世界史
トロイア戦争とシュリーマン

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  • サイズ A5判/ページ数 242p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784562040810
  • NDC分類 209.3
  • Cコード C0022

内容説明

フルカラーでたどる神々と英雄たちの「愛」をめぐる戦いの物語。ひとりの美しい女性をめぐって始まった「トロイア戦争」と「木馬作戦」。美しい図版とともにドラマティックに描きあげた胸躍る英雄と神々の物語。

目次

ホメロスという人物
シュリーマンの探求
戦いの発端
シュリーマン、野望の始まり
激論
第1回発掘
オリュンポスの神々
トロイアの英雄、ヘクトル
死を賭けた戦い
トロイアの塔
パリスとメネラオスの対決
黄金を求めて
血で血を洗う戦い
アキレウスの報復
トロイア9つの都市
運命を賭けた一騎打ち
トロイアの木馬
トロイア陥落

著者等紹介

マッカーティ,ニック[マッカーティ,ニック][McCarty,Nick]
作家。また、BBC放送の歴史教養番組の監修など、幅広いフィールドで活躍

本村凌二[モトムラリョウジ]
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授。『薄闇のローマ世界』でサントリー文芸賞、また『馬の世界史』ではJRA賞馬事文化賞を受賞。日本西洋古典学会委員、地中海学会常任委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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はな

9
神話の神々がたくさん入り乱れて混乱させられるが、トロイの木馬ぐらいしか知識のない私にとってとても勉強になった一冊。シュリーマンという人物も初めてしったが、傲慢で虚栄心が強く、人々に非難されながらも、己の夢のために邁進し続けた姿には大きなロマンを感じさせられる。彼の行いは決して誉められたものではないが、彼が歴史を大きく変えたのは事実だろう。2016/04/14

888

2
シュリーマンとは、『創作だと思われていた話を信じ、執念で遺跡を見つけてしまった人』という知識しかありませんでした。子供の頃何かで知っただけなので、そういう人は偉くて凄い人なのだろうなぁくらいの印象です。この本を読んでみて、確かに偉くて凄い人だったのだとわかりますが、偉い、凄いの意味がちょっと違います。シュリーマンについてだけでなく、ホメロスの叙事詩『イリアス』の内容も一緒に書かれているので、トロイア戦争について“パリスとヘレナ”、“でっかい木馬”くらいしか知らなかった私にはおいしい本でした。2014/04/03

綾月

0
【図書館】2016/01/28

解析概論

0
古代メソポタミアからの通史の中に、本書で発掘された各層の遺跡の時代を配置したとき、トロイアⅠ市が紀元前3000〜2500年に相当することを知り、そこまで古い時代に遡れるのかと、興味深く感じました。トロイア戦争があったと思われる時代が、トロイアⅦ市時代の紀元前1250〜1000年ということであれば、アナトリアにヒッタイト王国もあった時代になるのかと考えながら読みました。2024/05/05

てり

0
「イリアス」を読みながらこちらにも手を出す。トロイア遺跡の発見者ハインリッヒ・シュリーマンのことと、トロイア戦争の物語の要約など。シュリーマンの強烈な個性が印象的。物語を読んで妄信し、全ての情熱をそこに注ぐというのは、まんまドン・キホーテそのもの。近代にありがちな奇人の類の人だと思うが、遺跡の発見者として名を残すというのが面白い。日本にも来て旅行記も出してるんですね。読んでみようかな。2022/10/12

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