内容説明
武装艦船がインド洋周辺に点在する城塞や商館を結ぶポルトガルの「海の帝国」再建へのジョアン三世の政略と、バスク、パリ、ローマ、リスボン、ゴア、漁夫海岸、マラッカ、モルッカ諸島、日本、広州湾と経巡るザビエルの志が交差する苦難と栄光の歴史絵巻。
目次
海が結ぶ過去と現在
「海の帝国」とザビエルの海
ザビエルの半生
ゆれるイベリア半島
試練に満ちた大航海
インドでの孤独
イスラーム勢力に脅えるマラッカ
モルッカ諸島を巡る
東アジア海域に希望をつないだザビエル
ザビエルと鹿児島
ミヤコの荒廃と崩れ去る夢
明帝国の扉に挑む
茜色に染まる南シナ海
著者等紹介
宮崎正勝[ミヤザキマサカツ]
1942年、東京生まれ。北海道教育大学教育学部教授。東京教育大学文学部史学科卒。都立三田高校・九段高校・筑波大学附属高校・筑波大学講師などを経て現職。専攻は、前近代の国際交流史、世界史教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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