内容説明
いい男にドキドキするようにアートを楽しむ!奈良へ、フィレンツェへ、ウィーンへ、パリへ。「美術の中のイケメン」を探して美術館を遊びつくす、豊かな時間。ナカヤマ式アート鑑賞のすすめ。
目次
1 こんなイケメンに魅せられて(奈良での衝撃;イケメンの吸収力 ほか)
2 フィレンツェはイケメンの宝庫(ふられ続けていたフィレンツェで;ウフィッツィ美術館、至福の半日 ほか)
3 美術館は楽しいテーマ・パーク(緊張とリラックスの楽園;「イケメン」でなかったいい男たち ほか)
4 ヴァティカンとローマ、徒歩で(三度目は徒歩で;アテネの学堂のオールスターたち ほか)
5 レオナルドと妖しいイケメン、フランスへ(フランソワ一世のもとへ;ルーヴルの一日 ほか)
著者等紹介
中山庸子[ナカヤマヨウコ]
1953年、群馬県生まれ。女子美術大学、セツ・モードセミナー卒業。県立女子高校の美術教師を経て、現在、エッセイスト、イラストレーターとして活躍中。自らの夢を実現した体験とその方法を綴ったエッセイ『夢ノート』シリーズをはじめとする多数の著書で、読者から圧倒的な支持を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
阿呆った(旧・ことうら)
22
★タイトル通り♥︎美術の中にいるイケメン達。『興福寺の阿修羅像』はヤンキーぽいけど確かに塩顔系イケメン!★他、カラヴァッジョの『聖マタイの命令』の中の一番右の人、アンドレア•デル•サルトの『アルピエの聖母』のヨハネなど。★ボッティチェリの『ラ•プリマヴェーラ』には、水嶋ヒロ似がいる!レオナルド•ダ•ヴィンチ『洗礼者ヨハネ』のなまめかしさにノックアウト★ごちそうさまでした♥︎2016/02/28
新渡炉 稲造
6
世の中に山ほど存在する美術画。いずれも時代の頂点付近である者は貴族の庇護をうけ、またある者は己の中にあるものに苦悩し…なーんてものはすっぱりさっぱり横へ置いて、自分ごのみのイケメンをたくさんの美術画から探しちゃう一冊。 ちょいとしたイタリア旅行記にもなっていて、「美術館とかでぼーっと絵を眺めるだけじゃなくて、もっとこう…何を暗示して居る、とかそういうのが解るようになりたいんだけれど、難しいのはイヤ」な美術探検初心者の足取りを軽くするガイドブック。2011/10/13
ぽこぺん
5
なるほど出てくる人たちイケメンぞろい。エピソードも楽しい美術館巡りでした。潔い物の見方だな。2013/06/02
Esperanza
5
タイトル、素敵ですwどうして手にとらずにいられようか!美術館に行く理由がイケメン探しでもいいじゃない♪と開き直って美術館が楽しみになる本です。かくいう私も、先日国立新美術館のルーブル展にいった際に「やばい、この彼素敵すぎる(*´д`*)ハァハァ」としていた絵画がポストカード化しておらず悲しいようなうれしいような体験をいたしました。作者とは絵画を見るスタンスのシンパシーがかなり合う気が。この本で紹介されているイケメンは百パー作者主観に基づくので残りは個々でお気に入りを探しましょうw2009/04/27
Shiori Minato
3
図書館なにげなく手に取った一冊。前に一度読んだことがあるような気がする。いつだって「イケメン」という言葉に反応してるんだな。アンドレア・デル・サルトの『アルピエの聖母』の聖ヨハネが素敵。美術館に行きたくなりました。2014/06/25