戦争とオカルトの歴史

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  • サイズ B6判/ページ数 426p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562038725
  • NDC分類 391.2
  • Cコード C0022

内容説明

デルフォイの神託から宮廷占星術師、ジョン・ディー、ロマノフ王朝とラスプーチン、ナチス幹部のオカルト信仰、そして冷戦時代の米ソ超能力開発競争…。有史以来、政治と戦争を裏面から支え続けたオカルティズムの姿をたどった初めての通史。

目次

イントロダクション―心霊戦をたたかう軍人の世界
神々は異なる思惑を胸にいだく―古代の超能力戦士
いくさの精霊―古代の軍隊づき霊的アドバイザー
超人としての戦士―さまざまな時代の軍事訓練法
サイキック・ソルジャーにおよぼすシャーマンの影響―“軍事オカルト複合体”におけるふたつの現実とふたつの事情
十字架、新月、そして十字軍―中世では超自然現象を軍事にどう利用したか
ジョン・ディー―“軍事オカルト複合体”の守護神、近代魔術師スパイの出現
戦友―秘密結社と“軍事オカルト複合体”
怪僧ラスプーチン―帝国を支配したシベリアの農夫
二十世紀初頭の魔術師/スパイたち
進撃命令―東方聖堂騎士団に見る軍事とオカルトの融合〔ほか〕

著者等紹介

マンデルバウム,W.アダム[マンデルバウム,W.アダム][Mandelbaum,W.Adam]
ニューヨーク州弁護士。元情報将校。遠隔透視研究グループISIの共同創設者

上野元美[ウエノモトミ]
三重県出身。英米翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ともくん

2
米軍は、ホントに遠隔透視能力の研究をしていたらしい。でも、うまくいったり、いかなかったり。超能力は芸術家が傑作を生み出すようなもので、いつも最高傑作が出来るとは限らないと言われると、ナットクできます。本書でも指摘していますが、恐ろしいのは遠隔透視を防ぐ手段が無いということですね。つまり隠し事が出来ないということです。ああ怖い。2013/09/19

ekura

0
著者が透視能力ソルジャー実験参加者で、にせ超能力者マクモニーグルの信奉者だった。事実関係の把握の役にはたつが、全体的に読む価値はなかった。2016/03/27

ゆぱたうるす

0
遠隔透視と軍事の、歴史と今と未来について。冷戦当時裏ではこんなことが。。占星術による政治決定なんて可愛いものに思えてくる。アレイスター・クローリーの名前をこんなところで見るとはちょっとびっくりだった。読破できないかもと思いながら、結局最後まで読み切ってしまった。2012/07/08

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