内容説明
さまざまな痛みの本質としくみを解き明かし、あらゆる緩和法を豊富な臨床例とともに紹介。もっと快適に、もっと幸せに生きるための情報満載。
目次
第1部 痛みと苦しみの謎を探る(なぜ痛みを感じるのか―危険信号としての痛み;痛み信号を消す―麻酔薬の発明と疼痛医学の進歩;慢性痛の謎―背中の痛みが人生の痛みに変わるとき;痛み信号が狂うとき―傷ついた神経から生まれる痛み;神経細胞のネットワーク―痛みが脳の構造を変える ほか)
第2部 痛みの克服に向かって(腰痛と関節痛―傷ついた組織の痛み;神経の異常―病気や外傷による難治性の痛み;頭痛治療に頭を痛めるとき―重症の頭痛と闘うには;科学を超越した治療―代替療法の活用;終末期の痛み―体と心が苦痛から解放されるとき ほか)
著者等紹介
フィッシュマン,スコット[フィッシュマン,スコット][Fishman,Scott]
カリフォルニア大学デーヴィス校疼痛医学部長、麻酔学準教授。現代医療の最先端をゆく医師として、慢性痛をはじめ治療が困難な患者の苦痛の緩和に貢献しながら、より有効な疼痛医学の研究に従事している
橋本須美子[ハシモトスミコ]
1959年大阪府生まれ。京都大学薬学部薬学研究科博士課程修了。専門は医療薬学。現在、富山市在住
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