養生訓 現代文

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  • サイズ B6判/ページ数 249p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784562035151
  • NDC分類 498.3
  • Cコード C0095

内容説明

深い東洋的な思索と経験の蓄積が産んだ優れた「健康な、明るい生活」の術。先人の残した予防医学の英知が、現代語で蘇る。

目次

巻第一 総論・上
巻第二 総論・下
巻第三 飲食・上
巻第四 飲食・下
巻第五 五官
巻第六 病を慎む
巻第七 用薬
巻第八 養老

著者等紹介

貝原益軒[カイバラエキケン]
1630‐1714。福岡に生まれる。19才のときに黒田藩に仕えたものの、3年後藩主の怒りにふれ7年のあいだ浪人生活を送る。この期間の学習が「民生日用の学」確立の契機となる。朱子学および本草学も学び、帰藩後は、藩主や藩士に儒教を講義した。自然科学関係では『大和本草』を刊行。農学者・宮崎安貞に中国の農書を講義。『養生訓』や『和俗童子訓』などの著作を著した

森下雅之[モリシタマサユキ]
1966年生まれ。会社員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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チヒロール

39
江戸時代の儒学者、貝原益軒の養生訓。食物、睡眠、心、薬、運動等どのような心がまえで生活にリンクさせていけばいいのか簡潔に書かれている。薬や、鍼のお世話になる前に欲を抑え、養生し、病を防ぐこと。取り入れてみたいなと思う箇所はたくさんあった。食後にすぐ寝るのは養生の点からは良くないんですね。軽く運動、散歩が良いそうです。長時間睡眠もNG。現代では取り入れ不可の事はスルーして。時々読み返したくなる、予防医学の教科書みたいな感じで良かった。表紙も養生本ぽくていい。2014/05/17

ゆみちぃ

2
改めて、欲を自制することの大切さを感じた。病気になってから、年を重ねてからではなく、若く元気なうちから健康を気遣う必要がある。健康で長生きできるのは、それだけで幸せなことだ。2020/06/19

脳疣沼

2
食べ過ぎず、寝過ぎない。よく体を動かし、酒はほどほどに。 細かいところはさておき、全体を通して見たときの健康論は現代でも通用するものだろう。昔の人もそうやって暮らせば健康を維持できることを経験的に知っていたわけだ。中庸の美学である。2015/09/27

seichan

2
家人が読んだあと回ってきた。人生で大切なものは「養生」すること。命の養いということ。そして基本は節度をまもること。三百年前の本だけど、この本にある考え方は現代までけっこう影響を及ぼしているような気がする。2015/06/30

きのこ

1
今は実践できないものもありましたが、考え方を自分の生活に生かしていけたらと思いました。確かに私は胃を戦場にしています・・・気をつけます。2016/02/05

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