内容説明
革命のロマンティストがみずから綴った道のりを、ゲバラ研究の第一人者が全訳、はじめての詳注版で紹介。
目次
革命戦争の日々
ボリビア日記(詳注版)
書簡集
著者等紹介
三好徹[ミヨシトオル]
1931年東京生まれ。旧制横浜高商(横浜国立大学)を卒業後、読売新聞社記者。67年『風塵地帯』で日本推理作家協会賞、68年には『聖少女』で第58回直木賞を受賞
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感想・レビュー
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DIVERmope
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今回は速読ではなくじっくり読み込んだ。前半はキューバ革命におけるアルトス・デ・コランドまでの回顧録であり、後半はボリビアでのゲリラ活動中に綴った日記である。成功に終わったキューバのゲリラ戦と失敗に終わったボリビアのゲリラ戦を対比すると、各々の結果を導き出した条件が見える。キューバ革命が冷戦期に、なぜ米国の目の前で成立したのか?そのことを理解する上で本書は参考になる。また、喘息と飢えと疲労の中、死の直前まで一日も欠かさず日記をつけ、月刊分析や自らの汚点にまで記述をしている彼の動力源は人知を超えたものがある。2011/09/30
ARI
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感銘を受けた2011/02/17
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