内容説明
ドイツ国防軍エリート「戦士たち」は、服従義務と良心、抑圧と抵抗の間で、葛藤の戦場を揺れ動いた。彼らこそが、ナチ政権を打倒できる鍵を握り、力を持っていたのだが…。前作『ヒトラーの共犯者』に続きグイド・クノップのチームは、家族や友人、同僚をはじめとする当時の人々にインタビューを重ね、多くの人々が、初めて重い口を開いた。個人的な文書を閲覧し、ロシアやイギリスの公文書館から新しい資料をも発掘した。ヒトラーの血塗られた野望の「執行者」となり、破滅へと向かった「戦士たち」を新たな視点で描く傑作ドキュメント。
目次
1 英雄―エルヴィン・ロンメル
2 協力者―ヴィルヘルム・カイテル
3 戦略家―エーリヒ・フォン・マンシュタイン
4 虜囚―フリードリヒ・パウルス
5 パイロット―エルンスト・ウーデット
6 謀反人―ウィルヘルム・カナリス
著者等紹介
クノップ,グイド[クノップ,グイド][Knopp,Guido]
1948年生まれ。歴史学博士。1984年よりZDF(ドイツ第2テレビ)の現代史番組部局長をつとめるかたわら、大学でジャーナリズムを教えている。大成功をおさめたTVシリーズ『ヒトラーの共犯者上・下』(日本語版書籍・原書房刊)により、ドイツTV「金獅子賞」、バイエルン・テレビ賞を受賞、さらにロサンゼルスのサイモン・ウィーゼンタール・センターより顕賞を受ける。多くのドキュメント番組を制作し、書籍の執筆をしてきた
高木玲[タカギリョウ]
1958年生まれ。大阪外国語大学大学院修士課程修了。大阪府池田市在住
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感想・レビュー
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