ヒトラーの戦士たち―6人の総帥

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  • サイズ B6判/ページ数 432,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562034826
  • NDC分類 234.074
  • Cコード C0098

内容説明

ドイツ国防軍エリート「戦士たち」は、服従義務と良心、抑圧と抵抗の間で、葛藤の戦場を揺れ動いた。彼らこそが、ナチ政権を打倒できる鍵を握り、力を持っていたのだが…。前作『ヒトラーの共犯者』に続きグイド・クノップのチームは、家族や友人、同僚をはじめとする当時の人々にインタビューを重ね、多くの人々が、初めて重い口を開いた。個人的な文書を閲覧し、ロシアやイギリスの公文書館から新しい資料をも発掘した。ヒトラーの血塗られた野望の「執行者」となり、破滅へと向かった「戦士たち」を新たな視点で描く傑作ドキュメント。

目次

1 英雄―エルヴィン・ロンメル
2 協力者―ヴィルヘルム・カイテル
3 戦略家―エーリヒ・フォン・マンシュタイン
4 虜囚―フリードリヒ・パウルス
5 パイロット―エルンスト・ウーデット
6 謀反人―ウィルヘルム・カナリス

著者等紹介

クノップ,グイド[クノップ,グイド][Knopp,Guido]
1948年生まれ。歴史学博士。1984年よりZDF(ドイツ第2テレビ)の現代史番組部局長をつとめるかたわら、大学でジャーナリズムを教えている。大成功をおさめたTVシリーズ『ヒトラーの共犯者上・下』(日本語版書籍・原書房刊)により、ドイツTV「金獅子賞」、バイエルン・テレビ賞を受賞、さらにロサンゼルスのサイモン・ウィーゼンタール・センターより顕賞を受ける。多くのドキュメント番組を制作し、書籍の執筆をしてきた

高木玲[タカギリョウ]
1958年生まれ。大阪外国語大学大学院修士課程修了。大阪府池田市在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しーふぉ

19
砂漠の狐ロンメル、連合軍が最も恐れた戦略家マンシュタイン、パイロット、ウーデットの3人が興味深い。ナチスに協力したというか軍人は政治に従うという原則に忠実だったのは、日本とは真逆だったのか…ウーデットはただ飛行機が好きなだけだったのに利用され捨てられ たのが悲しい。2016/08/21

代理

3
冬のアンデス山脈を越えたり、敵国を電車で突破しようとしたりカナリス大胆すぎ2011/07/30

ヨシフおじさん

1
カイテル、マンシュタイン、ウーデットはよく調べられ書かれているのですが、パウルスの項でリヒトホーフェンのことを陸軍元帥と表記していたり(彼は空軍元帥)、カナリスの項ではいくつかの誤字が目立つように感じます。またロンメルの参考文献にパウル・カレルやデーヴィット・アーヴィングの書籍を参考文献に挙げている(前者は元SSの歴史修正主義者、後者はホロコースト擁護論者としてヨーロッパではいろいろと問題視されている)のでロンメルの項に関しては注意して読む必要があると感じます。2020/02/17

Narr

1
わかりやすく全員魅力的に見える。ちらちらアンチ的意見が書かれてるのでむしろ人間的欠陥を知る事ができ、各人をもっと知りたくなる。

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