デザイナー・ベビー―生殖技術はどこまで行くのか

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562034703
  • NDC分類 491.35
  • Cコード C0098

内容説明

その子は100パーセントの健康体で、望みどおりの性別、肌の色、容姿をしているばかりか、ついでも親が決めた時期に生まれてくる。これを従来の子づくりのリスクと不確実さを解消してくれる夢だと歓迎する人々がいる。だがその一方で赤ん坊を商品と考える人々もいる。やがて、これも繰り返してきたことだが、経済的余裕のある人間だけが手にできる恩恵となるだろう。生殖科学と「すばらしい新世界」のあいだの溝が消えていく様子を、人々は不安げに見つめている。未来はどうなるのか。

目次

1 神話と怪物
2 貴重な子供
3 完璧を求めて
4 神の領域
5 クローニングは禁止すべきか
6 性別の選択
7 子宮の行方
8 年齢の壁
9 生殖の自由

著者等紹介

ゴスデン,ロジャー[ゴスデン,ロジャー][Gosden,Roger]
英国リーズ大学の生殖生物学の教授。癌治療によって生殖機能を失った女性や子供のため、卵巣凍結保存法を開発した。欧米諸国の生殖医療分野では第一人者であり、一般社会における科学の役割について積極的な意見を展開している

堤理華[ツツミリカ]
1959年神奈川県生まれ。金沢医科大学卒業。麻酔科医
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感想・レビュー

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はにゅ

0
リアルにガンダムSEEDですか。倫理や法の制定よりも科学技術の進歩(暴走ともいいます)の方が早いですね。農作物なんかは既に生命をもてあそんでるけど・・・2006/10/27

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