内容説明
子供の問題行動はすべて親の責任なのか?しかし先端医学、心理学は、注意欠陥多動性障害(ADHD)などの教育環境とは関係ない「子供がキレる原因」を発見した。しつけの問題か、医学の問題か、今こそきちんと考えるべき時代。気鋭の心理学者が親子を無用なしつけ論争、子育てジレンマから解放する。
目次
家族のなかの見知らぬ他人
1 子育てを考える(子供はどう作られるのか?;責められる親;しつけが子供をつくるという嘘;ひとりひとりの心;遺伝子のいたずら)
2 遺伝子に刻まれた運命(知能と性格;脆弱性と創造性;行動と性格;心と遺伝子;胎児の世界 ほか)
著者等紹介
コーエン,デーヴィッド・B.[Cohen,David B.]
テキサス大学心理学教授。人格に関する生物学的要因の影響を20年以上にわたって研究している。近著に「突然~うつと人間性」がある
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