内容説明
1994年1月23日。ルネ・グッド(2歳)が、別居中の父親の家で急死した。母親と祖母は、警察による事故死の認定を受け入れず、父親を殺人犯として告発するために、「真実」を求めすべてをなげうって闘った。小さな証言を集め、そしてついに、疑惑の父親が娘に多額の保険をかけていたことをつきとめる。彼女たちの執念はやがて警察を動かし、埋葬された娘は「証拠」としてふたたび掘り起こされる。娘は自分の死の理由をはっきりと体に刻みつけていたのだった…。99年エドガー賞受賞作、衝撃のベストセラー・ノンフィクション・ノベル。