内容説明
あの不況の国でアーティストはいかに生計をたてるか?雑誌「purple」とミュージシャン「b¨uro」の共通点は?ベレーとフランスパンは政治的主義の象徴ってほんと?バイヤー御用達の古着ショップはどこ?パリ流恋愛の3大鉄則とは?カフェ文化ってなに?バスティーユの名物ショップ「BIMBO TOWER」をオープンさせたニッポンの女の子たちがレポートするいちばん熱いパリ!リアルでディープなパリをレポート。
目次
プロローグ(地区別、4人のありがちパリジェンヌ;パリ散歩の達人)
この街に生きて(アーティストの台所事情;アソシアシォンでいこう ほか)
いまどきパリジャンの生活術(パリの古着屋攻略法;とっておきのメニュー ほか)
カルチャーを遊びつくせ!(popo classic collectionのできるまで;個性的なレコードショップ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
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著者はパリ在住のいたって活動的な2人の女性。パリのカルチャ―シーンを縦横無尽に駆け巡る。編集が行き当たりばったりのように見えるのは、おそらくは意識的にそうすることでポップなパリを演出しているのである。読んでいても面白いのだが、ただ残念なことに時代性を強く反映するだけに、雑誌の特集ならともかく、本になってしまうと古びを避けることができない。この本も22年を経過しているために、ここに紹介されているお店も今でも先端に入るものやら、もはや店そのものがオールドファッション化しているものやらわからない。2022/07/26