内容説明
変死体が事件の真相を饒舌に語りだす…イギリス法医学界の権威、イアン・ウェスト博士が世界中をめぐり、迷宮入り事件の「真実」に迫る。“名探偵”Dr.ウェストの、読むものを震撼させる衝撃の変死体鑑定ルポ。
目次
第1章 国際テロの犠牲者
第2章 スパイと陰謀
第3章 災害事故
第4章 「古い骨」
第5章 殺人事件―ドメスティック
第6章 殺人事件
第7章 連続殺人犯
第8章 自殺者
第9章 ギャング殺人
第10章 権力支配下の殺人
第11章 幼児虐待
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シーラ
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イギリスの法医学者、イアン・ウェスト博士の出会った死体達。爆弾テロの被害者、武力衝突や捕物劇のなかで起きた死、銃殺や刺殺、自殺。様々な死の様相を博士が緻密で正確な検査によって解き明かす。さすが海外は派手だ。2014/03/15
鈴と空
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2006年以前
Naomi Araki
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リチャード・シェパードの「不自然な死因」を読んで、大先輩であるイアン・ウェストが登場したので、こちらも読んでみた。「不自然な死因」がシェパードさん自身の文章なのに対し、こちらは、ジャーナリストの文章で、流石に『怖がらせる』のに長けていると感じた。巻頭の白黒写真も想像力を掻き立てるのに十分な迫力で、興味本位で読むならば、こちらの方がお勧めかもしれない。読み物として面白かった。2023/01/15