内容説明
世の中には未来を先取りする能力、何年もたって初めて現実のものとなる出来事を記憶する能力をもつ人々がいるという。著者アトウォーターは、臨死体験の経験者に対する調査を始め、この能力を備えた人が意外に多いことに気づいた。さらに彼女は、この能力が学習可能であることをつきとめ、さまざまな研究成果を駆使してこの現象を科学的に説明しようと試みた。たんなる臨死体験集にはない、人間の新たな可能性をも予感させる心の冒険物語。
目次
第1部 未来記憶(迷宮、ここに始まる;現実の変化;未来認識の方法 ほか)
第2部 創造と意識の内側(迷宮のさらなる深みへ;流れの中のつながり;記憶の迷路と脳 ほか)
第3部 幻想を超えて(迷宮の正体;固定した未来と柔軟な未来;より高度な脳 ほか)