ヒトラーの相続人

ヒトラーの相続人

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  • サイズ B6判/ページ数 478p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562027743
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

ユダヤ人宝石商の娘エリザベスは、父をナチスに虐殺され、IRA戦士の夫もナチス残党に惨殺された。IRAと国外逃亡を謀るナチスとの激しい戦闘のすえ、彼女の手許に残されたのはUボートで運ばれてきた赤ん坊だった。エリザベスはその子供をわが子として受け入れ、アイルランドからアメリカへ渡る。わが子がヒトラーの「息子」であるとも知らずに。10数年後、エリザベスと成長した「息子」ピーターの身辺に、ネオナチの黒い影が忍び寄る。エリザベスと「息子」を狙う秘密組織の悪魔のような「計画」―それはやがてモサドやマフィアまでをも巻き込む空前の戦いへと発展して行く。そして、この「計画」の首謀者こそ、エリザベスの父と夫の命を奪った男、親衛隊将校シラーだった…壮大なスケールと大胆な構想で展開する、息もつかせぬ国際謀略小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Cinejazz

1
アドルフ・ヒトラーが、エヴァとの間に生まれた男児を連れてベルリンを脱出していた! ユダヤ人とホロコ-スト、ナチスとIRA、ニュルンベルク裁判と処刑、モサドのナチ残党追跡など、虚構の世界を積み上げた冒険アクション小説。「史実とされていた事の真相はこれだ!」と、あり得たかも知れない錯覚を覚える驚きのフィクション。作者はアイルランドの女性作家であるというのも驚いた。2019/06/01

Tsutomu Yamamura

0
日本語訳は1996年、原著は1994年発行。著者はアイルランドの人。書名のとおりのヒトラー、ナチス、ネオナチをめぐる国際謀略小説。スパイ小説、ミステリーにおいてナチスものは一つの分野だと思いますが、最近はどうなのでしょう。あまりこの分野の小説は見かけないような気がしますが。この小説は、冒頭からの緊迫感がいいですね。2016/02/21

カントト

0
前半は快調でワクワクしたんだが、中程からなにか別の話になってしまったようで訳がわからなくなった。風呂敷広げすぎたか。2014/05/23

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