内容説明
中世人の心のひだにまで分けいり、その感性、情念にひしひしと迫る異色の西欧文化史。
目次
第1部 サタンあるいは恐ろしい夜(暴力;幻想)
第2部 人あるいは手なずけられた夜(技術;活動;休息)
第3部 神あるいは昇華された夜(幻影;祈り)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シルク
14
いや~……独特の文章でござりますな。だんだら、長ーい長い。京都駅にある、長い大根を美人が頭にのせてる「ながーい、おつきあい」って広告思い出しちゃう。いきなり始まり、時にプチッと切れる長い引用。何を具体的に説明せんとして出してきた史料なのか、分からんくなる。翻訳者故なのか元の文がそうなのか。「なーに、言ってんだべ~?」と気付けばわたくし、鼻から鼻提灯が……(笑) ということで、睡眠薬代わりにもなっておりましたかな、読了するまでの1週間程。終始、中世の人々の夜に焦点が当てられていてブレない点は気持ちよかった。2018/01/20
fukafkacraft
1
とても素晴らしい。主に中世の闇について臨場感たっぷりに語っており、どれだけ闇が深かったのかよくわかった。雰囲気に浸るという点では小説など足元にも及ばない。
kinaba
1
意外と、現代との差違がわからない2011/08/05
ポルポ・ウィズ・バナナ
0
流し読み。昨今まれに見る流し読み。2009/08/14
-
- 電子書籍
- 別れのための一夜【分冊】 4巻 ハーレ…