内容説明
中国人孤児、曹石堂は日本軍の鉄道部隊と共に中国を転転とした後、少年期を日本で過ごす。大学半ばで終戦、祖国再建の意欲に燃え帰国するが、スパイ容疑で投獄され二十有余年もの牢獄と強制労働の日々を送る。復権後山西大学の日本語講師をする石堂氏と出会った著者が波瀾の半生の衝撃を受け、取材を重ねて描いた記録文学。
目次
第1部 黄塵
第2部 光なき日々
中国人孤児、曹石堂は日本軍の鉄道部隊と共に中国を転転とした後、少年期を日本で過ごす。大学半ばで終戦、祖国再建の意欲に燃え帰国するが、スパイ容疑で投獄され二十有余年もの牢獄と強制労働の日々を送る。復権後山西大学の日本語講師をする石堂氏と出会った著者が波瀾の半生の衝撃を受け、取材を重ねて描いた記録文学。
第1部 黄塵
第2部 光なき日々