内容説明
安全保障のあるべき姿を、我が国の主体性と、世界に通じる論理をもって考えるために、各時代・各国の〈攻防〉の選択に係わる枠組みを中心に比較検討する。古今東西の著名な戦略理論を読み直す。
目次
序論(問題の定義と基本的研究方法;本問題と基本的研究方法の意義;研究方法に関する特殊な配慮の必要;関係概念及び「防」の要領の時代的恋化の整理)
本論(クラウゼヴィッツ『戦争論』における攻防;『孫子』における攻防;20世紀初頭の西欧の戦略論における攻防;リデル・ハートにおける攻防;毛沢東『人民戦争論』における攻防;マハンにおける攻防;ドゥーエにおける攻防;旧日本陸海軍の作戦思想における攻防;現代NATOの在来戦戦略における攻防;総合観察)
結論(現代の我が国における攻防の選択;いわゆる「専守防衛」について)
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