内容説明
絹の道は、商品の流通する経路であったのみならず、また思想や技術や諸宗教の伝播経路であった。それは東西を結ぶ絆の象徴である。中国からイタリアに至るまで魅惑的な旅を通じて、ここに我々は、文物の複雑な交流と多様な文化や風景を発見する。
目次
東洋と西洋
極上の糸
西域の誘い
聖なるオアシス敦煌
タクラマカン砂漠
西域北道(天山南路)
仏陀の道―インドへの道
パミールからバグダードへ
サマルカンドへの道
欧州に至る道
ローマへの道―神秘
思想と文物
補遺―再発見された道
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- 和書
- 死ぬほど好き 集英社文庫