出版社内容情報
経済の発展に合わせるかのように、金融、また貨幣はさまざまに社会や個人を揺さぶり、その本質への問いかけが重要になってきている。
本書は、現代の貨幣・金融についての理論的・実証的研究に携わる著者のこれまでの研究論文を、電子マネーや仮想通貨などの普及等の事情も踏まえアップデートし、まとめている。
目次
第1編 貨幣と信用(貨幣の生成;貨幣・信用論の展開;信用論と金融論;貨幣と金融業資本―「貨幣融通資本の形式」について)
第2編 貨幣と情報(貨幣と情報;電子マネーと貨幣の本質;デジタルエコノミーにおける金融業)
第3編 貨幣と国家(グローバル金融危機とSDR;グローバル金融危機と国際通貨体制)
著者等紹介
石橋貞男[イシバシサダオ]
1950年生まれ。和歌山大学経済学部卒業、東北大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(経済学)。九州産業大学経済学部教授を経て、和歌山大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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