出版社内容情報
アメリカの、連邦預金保険制度が成立した過程や、直近ではリーマンショックに代表される金融危機を防ぐ方策を検討。
内容説明
本書では、歴史的視点からアメリカの預金保険制度について論じている。アメリカの州の民間預金保険制度と連邦預金保険制度について今まで書いてきた論文をまとめたものである。
目次
第1章 アメリカにおける民間預金保険制度の経験―19世紀半ば・20世紀初めおよび現代の民間預金保険制度
第2章 1933年銀行法改革と連邦預金保険制度
第3章 アメリカにおける商業銀行の救済―連邦預金保険法第13条(c)項による緊急救済を中心に
第4章 整理信託公社(RTC)の設立について―議会での審議過程を中心に
第5章 大銀行のベイルアウトとFDICIA
第6章 金融危機と金融制度改革―元FDIC議長アイザックの著作を手がかりに
終章 金融危機における公的セイフティ・ネット―預金保険制度改革に関連して
著者等紹介
戸田壯一[トダソウイチ]
1948年東京生まれ。1980年横浜国立大学大学院経済学研究科修士課程修了。1983年武蔵大学大学院経済学研究科後期博士課程単位取得退学。下関市立大学助教授、教授を経て1999年神奈川大学経済学部教授。専攻は金融論、アメリカ経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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