内容説明
本書は、大きな変革期にあるわが国の金融サービスとりわけ銀行業、保険業全般の変容と改革の問題を、専修大学商学研究所の研究助成によるプロジェクト・チームの研究員により論じた論文集である。
目次
第1章 銀行業の環境変化―金融ビッグバンと金融サービス法の競争政策的意義
第2章 生命保険事業の環境変化―生命保険事業の自由化の現状
第3章 損害保険事業の環境変化―損害保険事業の自由化の現状
第4章 金融自由化時代の中小企業金融―貸し渋り問題の根底にあるもの
第5章 リスクマネジメントの現代的課題
第6章 生命保険事業における消費者保護策のあり方―英・豪における情報開示の実態とわが国の現状
第7章 米英における生命保険の販売・勧誘ルールと業界の自主的取組み
第8章 消費者契約法と金融商品の販売等に関する法律―その経済学的意義と評価
著者等紹介
上田和勇[ウエダカズオ]
専修大学商学部教授
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