内容説明
学際的になされてきたQOL研究の総括と、グランド・セオリー確立に向けての方法論的検討への示唆。
目次
1 福祉測定の歴史(推算の時代;典型調査の時代;初期家計調査の時代 ほか)
2 経済学・倫理学と福祉測定の理論(功利主義と幸福計算:功利の概念とその測定法;限界革命と幸福計算;ピグーの厚生経済学とロビンズによる批判 ほか)
3 福祉の測定からクオリティ・オブ・ライフの測定へ(クオリティ・オブ・ライフの理論および測定と科学方法論;クオリティ・オブ・ライフに対する主観的アプローチと客観的アプローチ;クオリティ・オブ・ライフの理論と測定の枠組み)
著者等紹介
新田功[ニッタイサオ]
明治大学大学院政治経済学研究科博士後期課程(退学)。現職、明治大学政治経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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