出版社内容情報
生活に必要不可欠なルーラル地域(地方)の公共交通につき、その維持可能性と政策的課題を検討、維持方策を提示する。
目次
序章 問題の所在
第1章 ルーラル地域の現状
第2章 地方民営鉄道事業
第3章 第三セクター鉄道事業
第4章 バス事業
第5章 離島航路事業
第6章 離島航空事業
終章 ルーラル地域公共交通の政策的課題
著者等紹介
福田晴仁[フクダセイジ]
1971年大阪府に生まれる。1993年関西大学経済学部卒業。柏原市勤務の後2003年関西大学大学院商学研究科博士課程後期課程修了。博士(商学)学位取得。大阪経済大学経営学部非常勤講師。名城大学経済学部非常勤講師。専攻は交通論、地域政策論。地域交通全般を実証的なアプローチによって研究を重ねている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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木村あきら
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①博士論文を元にした本。解決策より現状を網羅・詳細的に理解し実践者にバトンを渡すもの。と読み取った。経済学っぽい。 ②公的部門が市場介入を行うのは1市場の失敗(利用可能性の内部化会費制で対処,外部不経済に対する費用対効果)2所得再分配(ソーシャルミニマムの概念)3特定の制作目的の実現(地域間格差の縮小、地域開発) ③自家用車普及、道路整備の進展により社会経済主体が低密度に分散している。公的支援は1費用対効果2アクターごとの事業特性の理解3代替の模索が必要 ・ミニマムの達成 ・事業者の自立採算の可能の視点2021/01/06
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