内容説明
本書は、物流管理の体系を平易に解説したものである。主要な項目としては、物流の諸機能、物流政策、法規制、運賃・料金制度、物流事業、企業経営と物流管理、物流戦略の指針などがあげられる。また著者は、物流事業の事例研究、実態調査を行うなど、物流管理の動態的な解明を試みた。さらに物流の国際化および規制緩和が世界的に波及するなかで、いちはやくディレギュレーションの時代に入った米国の物流管理、物流戦略の実態を取り上げるなど、国際的な視野にも目を向けている。
目次
第1章 経済社会と物流(物流の概念;物流の基本的機能)
第2章 日本経済と物流(産業構造と物流;流通拠点施設 ほか)
第3章 物流管理(物流管理組織;物流コスト管理 ほか)
第4章 物流の諸機能(包装;荷役;保管;輸送;配送;情報)
第5章 物流戦略(経営の多角化と総合物流サービス;荷主ニーズと物流サービス;米国企業の物流戦略;物流の新展開と諸問題)