内容説明
なぜいま規制緩和か。保護助成はいかなる功罪をもたらすか。道路貨物運送のはじまりから現在までの歴史をたどり究明する。
目次
第1章 総説―実態と政策の相克(道路貨物輸送の性質;通史)
第2章 馬から鉄道、トラックへ―~昭和2年(概観;陸運業の生成;鉄道普及と小運送の乱立・統合;トラック運送業の成長)
第3章 道路貨物運送制度の整備―昭和3年~11年(自動車交通行政の確立;小運送業制度の見直し)
第4章 戦時体制下の再編成―昭和12年~19年(トラック運送事業の統制;通運業界の企業合同)
第5章 戦後復興と道路運送―昭和20年~29年(戦後の情勢;通運事業の競争体制;トラック運送業の新制度)
第6章 高度成長期前期の産業立地と貨物輸送―昭和30年~39年(産業立地構造の変化と貨物輸送;トラック輸送の躍進)
第7章 高度成長期後期の政策の変遷―昭和40年~49年(増大する貨物需要とその対応;鉄道に対する政策;トラックに対する政策)
第8章 安定成長期以降の展開―昭和50年~(貨物需要とそれをとりまく環境の変化;規制緩和の導入)
第9章 歴史を振り返って
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