出版社内容情報
政治的なリスクがありながらも依然として市場として大きな魅力を持つ中国、そして市場が、所得や文化、宗教などで多様に細分化されながらも急速な成長を続ける東南アジア諸国。この2つの地域について、流通・マーケティングの革新がどのように進んでいるのか、具体的な状況を明らかにした論文集。
第一部 中国編
第1章 激変する中国の流通─メーカー・卸・小売に見る流通システムの変化─
第2章 中国大規模小売企業のバイイングパワー問題─行政的対応による規制の効果と限界─
第3章 中国におけるネット小売とリアル小売のO2O/オムニチャネル戦略の展開─ビジネスモデル間の競争と融合─
第4章 中国市場におけるP&Gのチャネル戦略
第二部 東南アジア編
第5章 ベトナムの食品・日用品小売市場における東南アジアリージョナル小売企業の展開
第6章 インドネシアの食品・日用品小売市場への国際展開─リージョナル戦略の観点から─
第7章 外資系小売企業のアジア食品小売市場開拓─デイリーファームインターナショナルを事例として─
【著者紹介】
専修大学商学部教授・商学研究所所長、公益財団法人流通経済研究所理事・客員主任研究員。
1985年横浜国立大学大学院経済学研究科修士課程修了。流通経済研究所研究員、新潟大学講師・助教授、流通経済大学助教授を経て、1999年専修大学助教授、2001年より教授
目次
第1部 中国編(激変する中国の流通―メーカー・卸・小売に見る流通システムの変化;中国大規模小売企業のバイイングパワー問題―行政的対応による規制の効果と限界;中国におけるネット小売とリアル小売の020/オムニチャネル戦略の展開―ビジネスモデル間の競争と融合;中国市場におけるP&Gのチャネル戦略)
第2部 東南アジア編(ベトナムの食品・日用品小売市場における東南アジアリージョナル小売企業の展開;インドネシアの食品・日用品小売市場への国際展開―リージョナル戦略の観点から;外資系小売企業のアジア食品小売市場開拓―デイリーファームインターナショナルを事例として)
著者等紹介
渡辺達朗[ワタナベタツロウ]
専修大学商学部・大学院商学研究科教授、商学研究所所員、中国・首都経済貿易大学工商管理学院客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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