出版社内容情報
マテリアルフローコスト会計(MFCA)は、生産プロセスで発生する廃棄物を物量情報と金額情報で把握することで、経済・環境負荷の両面で工程や投入原料の見直しを可能にする環境管理会計の一手法である。
本書は、廃棄物の再利用を行うことで資源循環型社会を支える静脈産業が、廃棄物の削減に貢献していることをMFCAを用い理論的・実証的に明らかにする。
内容説明
MFCAの静脈産業への適用可能性を検討。資源循環型社会を支える静脈産業が、正の製品のアウトプットによって、産業全体の負の製品の削減に貢献しうることを理論と実証データから明らかにする。
目次
第1章 MFCAの起源と特徴
第2章 日本版MFCAの国際標準化
第3章 動脈産業と静脈産業のMFCA
第4章 資源循環を担う自動車解体業への適用可能性
第5章 MFCAの多様な適用方法
第6章 自動車解体業A社の部品取り工程における、現状把握型のMFCA
第7章 自動車解体業H社のマテリアル回収工程における、提案型のMFCA
第8章 自動車静脈系サプライチェーンのマテリアル回収工程における、提案型のMFCA
著者等紹介
木村眞実[キムラマミ]
2008年3月九州大学大学院経済学府博士後期課程単位取得後退学。2008年4月保健医療経営大学保健医療経営学部講師。2010年4月徳山大学経済学部准教授。2012年3月駒澤大学大学院商学研究科博士後期課程修了、博士(商学)。2013年4月沖縄国際大学産業情報学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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