出版社内容情報
アメリカの財務諸表監査における内部統制概念の変遷及び内部統制の進化・発展の様子を,監査手続・監査基準書などの資料を分析しながら歴史的に明らかにするとともに,内部統制機能の固有の限界を明らかにしその解決策を模索する。
目次
第1編 内部統制概念の歴史的変遷(アメリカにおける内部統制概念の変遷;広義の内部統制概念と監査人責任の限定化;『「監査人の責任に関する委員会」報告書』;『「内部会計統制特別諮問委員会」報告書』;内部会計統制の法制化と監査人の責任;内部統制概念の発展)
第2編 内部統制とコーポレート・ガバナンス(内部統制における人的側面の強調;統制環境概念の誕生と発展;不正及び違法行為に関する監査人の責任;内部統制の報告;内部統制と内部監査;監査委員会とコーポレート・ガバナンス)
著者等紹介
小森清久[コモリキヨヒサ]
1953年富山県八尾町に生まれる。1976年早稲田大学商学部卒業。1996年富山大学大学院経済学研究科(企業経営専攻)修士課程修了。富山大学修士(経営学)。2005年金沢大学大学院社会環境科学研究科(国際社会環境学専攻)博士後期課程修了。金沢大学博士(学術)。現在、愛知工業大学経営情報科学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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