内容説明
本書は主として大学において、初めて会計学を学ぶ人がその第一歩として簿記の知識を習得するために書かれたものである。したがって、本書は単なる簿記の技術的なルールを扱う教科書ではなく、最終的に会計学を学ぶという目標のうえに立って構成されている。
目次
第1部 簿記の原理(簿記の基本的性格;簿記の基本概念;簿記の基本原理;損益計算)
第2部 勘定科目とその処理(商品勘定;現金・預金・有価証券;売掛金・買掛金;手形;その他の勘定;損益の整理;特殊売買)
第3部 決算と財務諸表(決算の予備手続;決算の本手続;財務諸表の作成)
第4部 株式会社の記帳(株式会社の資本;社債;支店会計;株式会社の財務諸表;簿記・会計の各論;会計学の領域)