内容説明
本書は、現金出納帳の記入からはじめて簿記の仕組みが無理なく理解できるよう説明。現金出納帳の記入を出発点にして、勘定の記入が容易にできるようにした。簿記の仕組みの説明と帳簿の記入の説明を分けることによって、帳簿記入を知らなくても簿記の仕組みを理解できるようにしている。「ワンポイント・アドバイス」という欄を設けて少し脱線した話を載せた。検定試験の出題傾向にも配慮し、日本商工会議所がおこなう簿記検定試験の３級レベルの内容を十分に説明。
目次
簿記の基本（勘定の記入；利益の計算；簿記の仕組み）
取引の処理（現金・預金の処理；商品売買の処理；掛け売買の処理 ほか）
財務諸表と帳簿（財務諸表の作成；仕訳帳・元帳の記入；伝票の記入）
著者等紹介
永野則雄［ナガノノリオ］
１９４７年新潟県に生まれる。１９６９年横浜市立大学商学部卒業。１９７２年東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。１９７４年同研究科博士課程中退。山口大学経済学部助手・専任講師・助教授・教授を経て、１９８８年法政大学経営学部教授、現在に至る。２０００年度～２００２年度税理士試験委員
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