内容説明
監査不祥事を払拭するための処方箋。監査法人自体の強制的交代は是か、否か?会計士の独立性を強化するために、今、世界中の課題となっている監査人の交代問題に対して米国会計検査院が出した回答の書。
目次
書簡(調査結果の概要;背景 ほか)
付録(付録1:本報告書の目的、範囲および方法論;付録2:義務化を前提とした場合の公開会社監査事務所の強制的ローテーションの導入方法 ほか)
表(表1:監査委員会委員長が監査依頼対象を4大監査事務所に限定する理由;表2:公開会社監査事務所の母集団、サンプル数および調査に対する回答率 ほか)
図(図1:フォーチュン公開会社1,000社の監査事務所との推定契約機関;図2:第1グループの監査事務所―クライアントに関する知識および経験の不足を補うための追加的な監査手続の有用性 ほか)
著者等紹介
八田進二[ハッタシンジ]
1949年愛知県名古屋市生まれ。1973年慶應義塾大学経済学部卒業。1982年慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程単位取得。青山学院大学大学院会計プロフェッション研究科教授。日本監査研究学会会長・金融庁企業会計審議会委員・金融庁金融審議会臨時委員・国連ガバナンス改革運営委員会委員
橋本尚[ハシモトタカシ]
1959年群馬県伊勢崎市生まれ。1982年早稲田大学商学部卒業。1991年早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得。青山学院大学大学院会計プロフェッション研究科教授。金融庁企業会計審議会臨時委員・日本監査研究学会理事・会計大学院協会幹事
久持英司[ヒサモチエイジ]
1972年東京都三鷹市生まれ。1995年早稲田大学商学部卒業。2002年早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得。駿河台大学経済学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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